蠅の女王

小倉涌 画家 美術家 アーティスト 歴史画

政教

天皇陵の近代「超越性」のランドスケープ 〜みささぎの森での「めまいズーム」効果、借景式整備、近代の陵墓美観政策について

今回は伝応神天皇陵(誉田山古墳)を題材に、近代からのこの指定天皇陵の「美観の設計」について考えてみた。そこから、美観・景観における、「自然」に対する人為についても少し調べていくことになった。 さらに「陵墓の近代史」となると、幕末にあった「文…

チャーチルのパラドックス「民主主義は最悪の政体である」を、図説&解読(上)-法の支配 vs 民主「主義」

以下、選挙前に、代議制や議会制についての話と思っていただければ。 〜これは、「法の支配って何?」シリーズ1、2、3、4、5からのつづきものです。〜 民主主義という政体がはらむ堕落の可能性について、ウィンストン・チャーチルの有名な言葉がある。…

ジョン・ロックについて 基本知識メモ

ご面相があると学習がさらによく身につくような気がするので、肖像を掲げておく。以下、用語とか基礎学習時代背景(英国) ピューリタン革命が終了 王政復古 王権神授説の復古が… :ルイ14世「太陽王」を見倣って… →ジョン・ロックの王党派への反論 名誉革…

中国政府の政教政策見解について メモ

田島先生--2005年秋期 12/14「グローバリゼーションと地域変容」より 中国の「オフィシャルな宗教観」を示した文献 1954年 「宗教悟性論」(←多分こういう字) 1982年 文革でめちゃくちゃになった政教政策の立て直しが行われる →「十九号文献」:宗教悟性論…

『新しい追悼施設は必要か』遺影のデータベースとしての機能 -第三者による継承と追悼-

『新しい追悼施設は必要か』(著:島薗進氏、 井上順孝氏ほか)よりメモp.203〜 広島祈念館・長崎祈念館で 2001年3月から写真資料など収集開始・公開。 「記憶の場」として(:フランスの歴史家ピエール・ノラ) 遺族らの心配していた「写真の散逸」 →遺影とし…

日本の憲法学上の立憲君主制とは

2004年5/28放送分「人権問題としての天皇制」よりメモ★象徴天皇制は「立憲君主制的なこと」をあえて外して、 聖性を残した。→機能的には一部、立憲君主制としてはたらく部分もある (らしい。) 「立憲君主制」とは: 君主は名目上は統治権を持っている 実際…

法学的な観点に対する社会学的観点  -天皇制をめぐる二面構造-

(以下も前ふり)【立憲君主制】: 西ローマ帝国の「王位は俗人の最高者」の伝統 →『王は高貴なれど聖ならず』 「心の世界」はローマ教皇が主宰する 聖俗二世界論は12世紀叙任権闘争を経て成立した 西ローマ帝国の伝統が近代立憲政治に繋がる さらには日本の…

ビザンチン的宗教精神が、社会原則では生きていた「マルクス主義の国」

第2章 東方正教会より http://www.geocities.jp/enten_eller1120/middle/orth.html 第1節 東方正教会(オーソドックス教会)と三位一体論 (4) 神の本性と人間の本性の同一 三位一体論が完成する4世紀までは,イエスの人性(人間の本性)は自明とされていた…