ニューヨークのアートシーンwを周回してきたその5。ソーホー、チェルシー、フリック・コレクション美術館
ニューヨーク7日目 ソーホー
ソーホー:あとこんな感じとか。 URL
ソーホー:こんな感じです。 URL
ギャラリー街と言えばソーホーというイメージだったが、ガイドブックには「2002年にイグジッド・アートの移転を皮切りにギャラリーの流出が目立った」とある。ソーホーはファッションの買い物や食事するにはマンハッタンで最高の場所だが、アートを見るために行くところでは、もうないのかな、
ロウアー・イーストサイドはギャラリーがあまりかたまってなくて、探すのも苦労したし、見つけても閉館してたなど。今日は不発だった。ま、こんなこともあるかと思って長い日程を組んだので、イイさ。
店番の女性に、日本から来たが興味深いですね、と話しかけたら、そうなの日本から何人かみえてますよ、とのこと。展示意図としては、どちらかというと批判的なものを感じはした。 URL
なんてことはしなかったけど。
Peter Blumギャラリーの展示の様子
これもソーホーでの展示だったが、中国人アーティストの写真の作品。風景と一体化する様に、人物の体にペインティングするという手法。でも、こういうのって1980年頃からもう既に結構あるやり方なんだよな〜。URL
ほんと、今やってる人結構いる手法なんで、どうなんだかな。この人のは完成度は高かった。しかも人民服着て、とか、オリエンタリズムっちゅう言葉をどう思ってるんだろう。あと、毛沢東は、ニューヨークでも人気のアイコンのようだった。
Twitterでは紹介しなかったが、このZhang Dali という作家さんのアクリル絵の具の作品は、まあ好きかも。
部分。
帰りはまたチャイナタウンとリトルイタリー街を通って、3時間くらいかけて歩いた。チャイナタウンて、飲食店は案外少なく、地元のおじさんおばさんの溜まり場みたいになってて、なんとなく入り辛かったんで、夕餉はリトルイタリーでパスタを食べた。
ソーホーのファッションのショップはどこもデザインが良くて、有名ブランドじゃ無いだろうけども、東京大阪で見られるよりも平均的にレベル高いっす。買い物目当てでここに来たら、目移りして散財しそう。また、マンハッタン中心部での出勤の人々のファッションセンスが、流石にほんと良い。
CNN、さっきから知らん有名人のスキャンダルやインタビュー流してる。
ニューヨーク8日目 チェルシー2回目、フリック・コレクション美術館
×キャロライナ ○カトリーナ今なんか、芸能人の離婚のニュースだし
続いてジョブス辞任ニュース
チェルシー:倉庫街をリノベーションしてるため、一店の面積は広いし天井までも結構高さがあるので、此処では一回の展示が終わる度に業者が入って、中を全面的に内装工事をするようだ。そして、何処の白壁も凸凹の無い、クロスの貼られてない真っ平らで、ペンキを斑無く塗り込めてある。(続
またギャラリーの展示観るためと、ダンスの公演観るために、ニューヨーク来ようと思う。明日は最後のニューヨークでの一日。もう一回メトロポリタンに行って来る。
チェルシーだけでも300軒あるらしい。
右のは、閉館中だったがちらっと覗いた様子。200号くらいの作品で、多分プリントではないかと。
ミッドタウンのアートNPO「EXIT」にも行ってみたが閉館中\(^o^)/ ミッドタウンの地区は高級ブランドショップが並ぶところでソーホーの事もあったし(過去ツイート参照)、ギャラリー同士結構離れてもいたので、まあ別にイイか?、と判断してスルーすることに。
ローマ風の中庭があったり、これほど贅沢な元個人邸宅の中に入ったのは初めてだった。以下、写真は他所のサイトから拝借してきている。
正直、財閥コレクターがどれほどの見識があるものか見てみましょうという少々意地悪な感覚もあったりする。
まあ、分かり易いよね。というか日本でも、お金持ちってなんでロココ好きなんだろう。あとはシノワズリーの大きくて装飾的な陶器が並んでたり。明治の思いっきり輸出用の有田焼きの壷があったり。パターンだよな。
というか、あんまこの辺私の趣味じゃないや。こういうタイプとは会話が噛み合わなさそう。
最近、フェルメール観ても感銘しない私。
フェルメール3点あったんだけど。
フェルメールだったら何でも良いというわけにはいかないのだよ。そりゃ技術的には一定以上のレベルではあるけど、内容的にパッとしない。メトロポリタンの所蔵品のもそんな感じだった。
これもフリック・コレクションにあったフェルメール。
フェルメールというと、『デルフトの眺望』『絵画芸術』『レース編みの女』これらが名作の部類。
フリックコレクション:ジョヴァンニ・ベリーニの描いた聖フランチェスコ(1475-78頃)。綺麗なよくできた板絵の名品。明るい碧色の岩が美しい。その下地に黄土色。フランチェスコの僧衣が黄金色のような黄土、街の建物の色も。背景の樹々の緑は、絵の具の塗りが深い。
フリックコレクション:フィリッポ・リッピの受胎告知の板絵、うーん、まあまあ。あまり、、
フリックコレクション:P and G.Venezianoの聖母の戴冠板絵テンペラのこれは良いイコン だた。14世紀頃のものか?年代等のクレジットが出てないので、皆さん音声ガイドを聞いてた。しゃらくさいから私はんなもの聞かないもん。
今日たまたまバリシニコフ・アーツセンターなる建物に遭遇した。バレエスクールかな?シアターでの上演も興味深い。次回ニューヨーク来たら、ぜひコンテンポラリーダンス観るのも予定に入れたいものだ。 URL
7日目は以上。まだレポートは続きます。