「小集団」 メモ
(2-ii)「小集団」(冨田宏治氏)より
「国家が本質的に権力装置でありその共同性がフィクションであるということが意識され難く、個人は内面的にも国家に吸収されて自立を得ることができない」という
日本の「超国家主義」の論理
対して、
- (丸山の)自由主義的役割
- 期待されること
- 「伝統的な共同体」が
- 「自発的小集団」は、
- ⇒旧い共同体の殻を破って縦横に交錯して結合され、
- 自己のアイデンティティーを、もはや旧い共同体にではなく新しい自主的結社の内に見出しうる
- 日本の伝統的支配構造を打破し
- 個人を内面的(および社会的)に自立させること
- 所与的で閉鎖的
- 超個人的
- 生涯的なもの(要するに『自然』的なもの)であるため、
その自立への芽を塞ぐのに対し
- 「開放的
- 目的的であり
- 『作為』の原理に根ざして」おり、