蠅の女王

小倉涌 画家 美術家 アーティスト 歴史画

文学フリマ、コミックマーケット77参加 『筑波批評2009冬』表紙絵&デザインしました。

 前回の夏号に引き続きhttp://d.hatena.ne.jp/YOW/20090721/p1、『筑波批評』さん2009年冬号表紙絵&デザインをしました。

   おもて表紙 + 背表紙


   裏表紙 + 背表紙

本の紹介

id:tsukubahihyouさん記事からの転載です。(敬称略)

想像の涯ての眩暈 シノハラユウキ

世界の中心で亜人 シノハラユウキ  (id:sakstyle)

ハイエク『市場・知識・自由』を読む

二〇一〇年代にWebサービスはあるのか? 伊藤海彦 (id:klov)

新たなる神の顕現?――2ちゃんねるにおける<神>概念について 藤田直哉 (id:naoya_fujita

 http://d.hatena.ne.jp/tsukubahihyou/20091127/1259306775にて、詳しい紹介がありますのでそちらも見て下さい。わたしもまだ本を手に取ってないのでまた後日送って頂きます。
今回、藤田さんは特別寄稿です。シノハラさんの2作は「今まで書いてきたフィクション論のまとめ、みたいなものを書いています」とのことですhttp://d.hatena.ne.jp/sakstyle/20091127/p1より)。「ハイエクを読む」は、筑波批評社さん読書会の報告レポートです。
本文96頁、500円。


文学フリマでは12月6日、場所はR-1にて。(大田区産業プラザPiO/アクセス案内はこちら
冬コミは、3日目、西り16bです。

絵のこと。

 絵は紙原稿で、不透明水彩と0.3mmシャーペンで描いたのを、スキャンしてデータ化、Photoshopで色など調整しタイトルを入れました。
 今回の絵は、以前からのお得意のモチーフでもありまして、右下のような100号(162.1×130.3cm)の大作も数点描いてきたりしました。(→作品掲載のサイト
 夏コミでみなさんにお会いした時にリクエストがあり、その後、id:sakstyleさんと文字のレイアウト等でお話を詰めていきました。


 この「ストーパ」のシリーズの上の絵は、ポストカードを印刷で作って名刺代わりにもしてまして、筑波批評社の皆さんからも「大きいのまた描けばいいのに〜」と言ってもらい、あるギャラリーオーナーさんからも「ニューヨーク持って行けば売れるって」と褒められたりもして、自信作ではあります。難を言えば、大作にすると制作時間がパネエどえらぁ〜〜かかってしまうやり方なのでして、作品展開催なんか一体何年先になるか分からなくなる。それで、今のように人物に転向した、といういきさつがあるわけでして。今回表紙絵でひーーっっっさしぶりに描いたんですが、またですね、発表先とギャランティという目的地点さえ設定出来れば、アルバイトで芸大の静物デッサンに長けた学生さん雇ってローテーション組めば、やれるとも考えてます。
 大掛かりっぽいですが、人海戦術でいった方がはるかにこの場合はコスト的にも賢明という。うん、まあそれには、どこに持って行くか、まずは具体的な目標設定がないとね。。