蠅の女王

小倉涌 画家 美術家 アーティスト 歴史画

「年末に、ひとつ自分の弱点を克服してやろうと描きだして挫折してしまったけど課題は分ったので良かった」という絵・(仮称)ポチョムキンと、自由落下の私

今年は、わたしにとって良い一年でした。あまり本読んだり映画観たりは、出来なかったです。
今年の締めくくりで、下の絵を描いたのだけれど、

紙(ワーグナー)、水彩絵の具、パステル、色鉛筆  

まあ作品展の為の大作での課題が見えたという感じ。(これとはまた違うモチーフだけど)
今年『筑波批評』さんに寄稿した下のイラストがきっかけです。http://d.hatena.ne.jp/YOW/20090721/p1

この『戦艦ポチョムキン』乳母車階段落ちをモチーフに、再来年に50号くらいの作品化をしようと思い立ち、水彩で小品を描いたという経緯。
映画そのものの再現をするわけではなく、あくまでモチーフとして使うと。
2連作として乳母車も描いたけれど、今回乳母車の絵はあまり良い出来にはいたらなかったので、あえなくボツ・・・。人間のスピード感と車輪が落下するときのスピード感と、差異が出せなかったというわけで、更にまた、絵の具作品としてペン画での表現とはまた違うやり方でここにもっと工夫を加えなければならない、と、これが作品展制作においても今後の自分のクリアしたいところです。
あと、Wiiリモコンの握り方というのを、ゲームには縁を持たずに育ってしまったわたしは全く理解せず描いてたなあ、というのがミソですww 昨日気がついたところです。まあ造形もWiiリモコンかどうかはーーー

それではみなさま、良いお年をお迎え下さいませ。