蠅の女王

小倉涌 画家 美術家 アーティスト 歴史画

今年の年賀状絵と、既に来年のことを考えてしまう私。

紙にペンとインク、CG


 ↑昔の私を知る人は「20歳代の小倉さんの作風に戻った」と思うことでしょうw 年賀状用に慌てて描いたのでした。
 2018年の年賀状は映画『戦艦ポチョムキン』の中の場面、人々が小舟を出してオデッサに寄港したポチョムキン上の叛乱兵に食糧のカンパをするところを俯瞰で見てる、というのでした。2017年公開の映画『ダンケルク』でも、ラスト近く、色とりどりの民間船が救助に到着して、兵士を乗せた軍用艦と並ぶシーンがありまして、『ポチョムキン』と『ダンケルク』が頭の中で重なったりしてましたね。




   『戦艦ポチョムキン』(1925)より

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 今年秋には東京で個展を開催することとなりました。まだ絶賛制作中ですが、上層描きといって、今が一番描いてて楽しい過程で、来年の今頃になれば、また絵を描くよりも調べ物の毎日に戻ってしまうのかと思うと、この過程をちゃんと噛み締めておこうと思ったり。
 今年の抱負は、前半はもう個展を目指すことしか無いのですが、後半は、英文ブログを…新たに開設しようかと思ってたり…。まあここに書いた記事を英文に移すというだけですが。


 それはそうと、次回からTwitterでこれまで書きつけた美術展の感想をTwilogで掘り返して、ここで並べてみようと考えてます。Twitterアカウント作ったのが2007年7月で10年経つわけですが、いつ何を観たか記録が取り出しにくくなる前に、やっておこうと前々から思ってました。そんないっぱい回ってる方でも無いのですが。ボチボチと。
 ではでは