蠅の女王

小倉涌 画家 美術家 アーティスト 歴史画

丸山眞男

「フィクションの中に生きる」ということ:近代の精神 (『肉体文学から肉体政治まで』)

現代政治の思想と行動作者: 丸山眞男出版社/メーカー: 未来社発売日: 1964/05/30メディア: 単行本 クリック: 65回この商品を含むブログ (40件) を見る 「現代政治の思想と行動」第三部三.「肉体文学から肉体政治まで」という、A氏とB氏の会話という形をとり1…

→『個人析出のさまざまなパターン』(1960年)から知る丸山の政治戦略

↑*1 「原子化した個人」 行動の規範の喪失(アノミー)に苦しんでおり、 生活環境の急激な変化が引き起こした孤独・不安・恐怖・挫折の感情がその心理を特徴づける。 ふつう公共の問題に対して無関心である 権威主義的リーダーシップに全面的に帰依 神秘的『…

「小集団」 メモ

(2-ii)「小集団」(冨田宏治氏)より 「国家が本質的に権力装置でありその共同性がフィクションであるということが意識され難く、個人は内面的にも国家に吸収されて自立を得ることができない」という日本の「超国家主義」の論理対して、 (丸山の)自由主義…