蠅の女王

小倉涌 画家 美術家 アーティスト 歴史画

近代思想

チャーチルのパラドックス「民主主義は最悪の政体である」を、図説&解読(下)-法の支配 vs 民主「主義」

〜これは、「法の支配って何?」シリーズ1、2、3、4、5、6(上)からのつづきものです。〜 ★チャーチルのパラドックスとは?:脚注を参照下さい。⇒ *1 前回はパラドックスの1.についてやりました。今日は、2.の「この命題を最上級で定式化したとたん…

チャーチルのパラドックス「民主主義は最悪の政体である」を、図説&解読(上)-法の支配 vs 民主「主義」

以下、選挙前に、代議制や議会制についての話と思っていただければ。 〜これは、「法の支配って何?」シリーズ1、2、3、4、5からのつづきものです。〜 民主主義という政体がはらむ堕落の可能性について、ウィンストン・チャーチルの有名な言葉がある。…

福田歓一の本

ついでに。 ハイエクでモンモンしてた間、理解のための参考で読みだしていた福田先生の本。でもこっちの方が、正直わたしの趣味です。 次回(http://d.hatena.ne.jp/YOW/20070719/p1)には、福田先生の本を参考にしつつ。ハイエクが指摘した「対民主主義の法…

ジョン・ロックについて 基本知識メモ

ご面相があると学習がさらによく身につくような気がするので、肖像を掲げておく。以下、用語とか基礎学習時代背景(英国) ピューリタン革命が終了 王政復古 王権神授説の復古が… :ルイ14世「太陽王」を見倣って… →ジョン・ロックの王党派への反論 名誉革…

「フィクションの中に生きる」ということ:近代の精神 (『肉体文学から肉体政治まで』)

現代政治の思想と行動作者: 丸山眞男出版社/メーカー: 未来社発売日: 1964/05/30メディア: 単行本 クリック: 65回この商品を含むブログ (40件) を見る 「現代政治の思想と行動」第三部三.「肉体文学から肉体政治まで」という、A氏とB氏の会話という形をとり1…