『新しい追悼施設は必要か』遺影のデータベースとしての機能 -第三者による継承と追悼-
『新しい追悼施設は必要か』(著:島薗進氏、 井上順孝氏ほか)よりメモ
p.203〜
広島祈念館・長崎祈念館で
2001年3月から写真資料など収集開始・公開。
- 「記憶の場」として(:フランスの歴史家ピエール・ノラ)
- 遺族らの心配していた「写真の散逸」
- →遺影としてデータベース保存
- →「安心感」
- →祭祀継承者の無かった遺族
- ;死没者の無縁化となる不安
- →永代供養へ。
↓
- 生存者同士・死者との消息確認
- 関係性の復元へ
- データベース化で記憶の復元
- 更に、同窓生・友人等による無縁化に対する働きかけ
※政教分離原則によって、館内で「香を焚くのは禁止」などのしばりがある。