東京国立博物館 トーハク 感想ツイートまとめ その1
これまで東京国立博物館に行って、Twitter上で紹介した写真・感想をまとめてみました。べ、別に、東博が好きなんじゃないんだからね! 私にとってちょっと世界で一番楽しい場所ってだけなんだから!
ツイート発言の最後に「URL」とあるのは、画像のリンクが短縮されて出ているため、あしからず。
2013年1月
随時代の菩薩像だが、めちゃ可憐な造形。愛らしい URL
ちょうイケメン やはり2世紀クシャン朝。ちょっとパキスタン行ってくるわ URL
国立博物館:他の観客の会話で「新年だから特に良いのが出てる」と聞いた。日本本館での特別室では今は長谷川等伯の松林図だった。本館とアジア館の書も良かったな
長谷川等伯の松林図、1月に国立博物館での展示を観たが、筆はどんなの使ってるのかが私には謎だった。めっちゃ職人的な希少な筆かもしれないし、水墨の人で部分的にただの箒とか他の道具使って描いてることもあるし。
2013-03-03 14:18:13 via web
国立博物館:根付の高円宮コレクションが出てるのだが、現代作家作品ばかりの展示。全体を観て、宮ご本人のいかにも人柄の良さが感じられるコレクションだった。収蔵品で人柄って出るなあと改めて思った。
国立博物館:これは16,17世紀の中国の書家のだが、何じゃこりゃwwという字体で、見たことない様式なのだが。 URL
国立博物館:書はこれも良かった。幕末の貫名松翁。かなの屏風だが、本来は漢字を極めた人らしい URL
![f:id:YOW:20140408220648j:image f:id:YOW:20140408220648j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140408/20140408220648.jpg)
国立博物館:これは11,12世紀カンボジアの女神像。おっぱいがいかにも愛らしいし後ろ姿も可憐で、対面してると、この子への愛おしさがこみ上げてくる感じ。娘のように抱き寄せたくなる。なんて可愛いんだろう、と URL
国立博物館:↓後ろ姿 URL
国立博物館:器で一番好きだったのはこれ。15,16世紀朝鮮のもの。写真では分かりにくいが、桃など果物の種のような形。黒釉だが、銅が混じってるためなのか詳しくは知らないが、赤や緑が所々に出ている。色や質感、胎の造形、どれも素晴らしい URL
![f:id:YOW:20140409211629j:image f:id:YOW:20140409211629j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409211629.jpg)
国立博物館:日本の仏像ではこれが一番好きだった。飛鳥時代のものだが、ほんとに可愛らしい姿をしてる。14,15歳の少年を感じさせる姿勢で立っていて、そこがリアル URL
国立博物館:自分的にはハイライトはこの明治時代に制作された絵巻。下村観山。古典を題材にしてるが、紛れもなくモダニズムを感じさせる。江戸じゃなくて、明治のにおいが強烈にする。で、舌を巻くほど巧い URL
古典とモダニズム、というところでは、安田靫彦なんかは憧れる作家だな、あと、後述するが国立博物館で観た下村観山も
今年1月に上野の東洋博物館行ったら、こんな立派なお飾りが幾つも見られたで〜。 URL
![f:id:YOW:20140409164428j:image f:id:YOW:20140409164428j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409164428.jpg)
2013年6月
今日は上野の国立博物館に行って来たので、好きなのをうp連ツイしていきます↑
トーハク:今回、英一蝶の雨宿りの絵が観られたのはとても嬉しかった!日本絵画で一番好きな一点。しかも初見。タッチは達者だが、応挙や若冲よりもっと優しい、温かい感じがする。人物描写に情愛を感じる。画像は部分 URL
![f:id:YOW:20140409170716j:image f:id:YOW:20140409170716j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409170716.jpg)
トーハク:英一蝶の雨宿り、全体図 URL
![f:id:YOW:20140409170926j:image f:id:YOW:20140409170926j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409170926.jpg)
中国の書のコーナー楽しみにしてたが、今の展示は墨拓ばかりだった。墨拓はあまし関心無い、スマソ
トーハク:法隆寺と斑鳩寺の印。銅製。一辺10cmあったか、結構大き目、見た瞬間、可愛いーて思うよこれは。 URL
![f:id:YOW:20140409171529j:image f:id:YOW:20140409171529j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409171529.jpg)
トーハク:安田靫彦の、太平記を題材にした歴史画。屏風の向こうで帝が居眠りして夢を見てる、その脇に美しい童子が2人侍ってるが、宮中の者か神の使いか、という。歴史画としても、いつも構成がめちゃくちゃ巧い。 URL
![f:id:YOW:20140409172143j:image f:id:YOW:20140409172143j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409172143.jpg)
トーハク:興味深かったのはこれ、法隆寺への献上品の取り交わしの書類というか。パッと見、明治以降の書類だと言われても、そうかと思ってしまうが、実は奈良時代のもの。公的な書類としてのフォーマットがすでに完成されてるなとびっくらする URL
![f:id:YOW:20140409172408j:image f:id:YOW:20140409172408j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409172408.jpg)
トーハク:鎌倉時代の面、名称は不詳。僧兵のような感じがあるが。リアリズムで作られてるが、非常に良い。ぐっときた。慶派の顔の雰囲気がそう言えばあるな。 URL
![f:id:YOW:20140409210109j:image f:id:YOW:20140409210109j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409210109.jpg)
日曜日なので、ガイドしてたのは学芸員さんでなく研修の方かな?聞いて分かりにくい単語は予めカードにして見せるようになさってた。いつか何かの参考になるw URL
トーハク:曾我蕭白の朝顔の水墨画。カジュアルな軸もので、王朝文学で佳人が手遊びに書き散らすのを美しいものとして讃える表現が出てくるが、そういうのを想起もする。カジュアルだけど巧い URL
![f:id:YOW:20140409203517j:image f:id:YOW:20140409203517j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409203517.jpg)
トーハク:江戸期の人形型の巾着w これも、かっわいいーと声が出た。顔が目鼻がちょんちょんとしてる。 URL
![f:id:YOW:20140409203518j:image f:id:YOW:20140409203518j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409203518.jpg)
トーハク:7世紀中国三国時代の、釈迦誕生の像。なんでこんなぽよーんと立ってるんだww おまえは授業で指された男子かww URL
トーハク:15〜16世紀ベトナムの青花(チンファ)。中国の青花は瑠璃色で肌も青味があるが、ベトナムの青花は、染付けが少し黒っぽく、でも渋い良い色、肌も灰色がかってるのが特徴。ベトナムの古い染付けは好き。これは絵も良かった。 URL
![f:id:YOW:20140409210107j:image f:id:YOW:20140409210107j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409210107.jpg)
トーハク:カンボジアの釈迦坐像。てっきり悪魔である蛇の誘惑を蹴散らす逸話の再現かと思ったら、あの地方独特の蛇の神らしい。造形が面白い。釈迦の顔立ちも東南アジアというか海洋系というか。 URL
トーハク:新羅時代の素焼きの壺。可愛いなー、こーいうの欲しいなードングリみたーい、と思ってたら、お骨を入れる舎利用のだ、と読んでがっくし。他にもあー可愛いこの素焼き、と思ったら、舎利入れだった。 URL
![f:id:YOW:20140409212246j:image f:id:YOW:20140409212246j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409212246.jpg)
トーハク:16世紀朝鮮時代の白磁。胎は非常に端正で、仕上がりも色もとろけるような、なまめかしいような URL
![f:id:YOW:20140409212454j:image f:id:YOW:20140409212454j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409212454.jpg)
トーハク:人形フェチにはたまらん、中国の俑、とくに女性像は垂涎もの。以降、5体紹介。素焼きの俑は墓に入れずに部屋に飾りたいものだが。この子は前2世紀前漢時代のもの、顔がめちゃくちゃ端正、洗練されてる。後ろのシニヨンがまた可愛い。 URL
![f:id:YOW:20140409213223j:image f:id:YOW:20140409213223j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409213223.jpg)
トーハク:人形フェチシリーズ、次は7世紀唐時代の俑。福々しいホッペタと素朴な佇まいがかわゆい。えくぼが刻まれてるが、当時は紅でえくぼみたいに書く化粧法があったので、まあ、どっちだろ。 URL
![f:id:YOW:20140409213224j:image f:id:YOW:20140409213224j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409213224.jpg)
トーハク:人形フェチシリーズ、この子も唐時代のもので、顔立ちも全体の造形も非常に素晴らしい。唸ってしまう。まじ欲しい。素焼きの質感とこの造形とのマッチングが好き。 URL
トーハク:人形フェチシリーズ、この子も唐時代の作、素焼きでなく唐三彩。ホッペタとえくぼと笑顔がかわええ。 URL
トーハク:人形フェチシリーズ、この子は7〜8世紀の作。中国王朝の官女や東アジア系でなく、インドや中央アジア系の美形。 めっちゃ美形URL
![f:id:YOW:20140409214144j:image f:id:YOW:20140409214144j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20140409/20140409214144.jpg)
上野の国立博物館にも、大変愛らしい顔立ち、造形の俑があった。(コレクションに、こういう造形の人形が欲しい URL
![f:id:YOW:20060510162709j:image f:id:YOW:20060510162709j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/YOW/20060510/20060510162709.jpg)
『東京国立博物館 感想ツイートまとめ その2』へ続く・・・・