ニューヨークの美術館を周回してきたその6。 メトロポリタン美術館3回目。
ニューヨーク9日目
ニューヨーク最後の夕餉は、ロックフェラーセンターの、冬に有名なスケートリンクとなる広場がオープンカフェになってる所で食べた。モニュメント前のテーブルに通され気分良かったけど、チップ20%とわざわざあって、全部で85ドルもとられた URL
昨日ニューヨーク最後の一日かけて、見納めにメトロポリタンにもう一度足を運んだ。以下、作品や展示の感想など。
メトロポリタン閉館で出るといつも階段に客が沢山座って、和やかな光景が。それ目当てに路上ライブの演奏家がいつも来る。この日、サックスのハンサムな彼にカメラ向けてたら、沢山見てる前でWhere are you from!?と色々いじられたw 彼は沖縄生まれで、日本語で話しかけて来た。
作家が狙っていってこうも禍々しさを出せるわけでもないのは、よく分かってるので、惹きつけられた。
MET:アフリカ・ナイジュリアの「ヘッドドレス」と説明にはあるが、子供の頭部くらいの大きさはある。これも、異様な不気味さを放ってた、力のある美しい造形。 URL
limestoneとは石灰石でした。ちなみにlimewoodは、菩提樹。
MET:聖ミカエル、部分 URL
とにかく、構成といい、人物の造形といい表情といい、絵の具層の透明感と仕事の清潔さといい、ほんと見事な絵だった。
ニューヨーク初日で観た聖ジョルジュと同じ作家による。画法、手法も同じ。d:id:YOW:20110910:p1
うん、仕事丁寧。この人は他で観ても平滑な細目のキャンバス布を好むようだ。
MET:品格のある肖像で、目が止まった。作者はJean-Léon Gérôme、1868-69年作。 URL
MET:模写をしてる人がこの日二人いた。いずれも下描きからまともに固有色を置いてるので、古典を専門にしてる学生ではないよう URL
メトロポリタンの展示状況について。とにかく欧米は、絵画の展示位置が高い。
油彩は照明などでテカって上の方だと観づらい。
ルシアン・フロイド実物見たの初めてかと。筆で描いてるんじゃなさそう、道具は何使ってたんだろう?
MET:武具や銃器のコレクションもあった。 URL
メトロポリタン美術館:コンテンポラリーの展示の様子である。ここは、まあ、まあ。おさえるとこをおさえてますという感じ URL
MET:コンテンポラリーの展示の様子、その2 URL
まあね、まあな〜、なんかフツーな感じが
ジョージ・シガールですねー。
METの「モダンアート」の展示については特に感想浮かんでこないなあ〜
ジャクソン・ポロック。ブリジストン美術館で観たポロックは好きだなあ。今年、日本で企画展あるんだっけ。楽しみである。
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/23
- メディア: コミック
- 購入: 10人 クリック: 67回
- この商品を含むブログ (201件) を見る
MET:これは紀元1,2世紀頃のガラス。すでにかなり精巧である。20世紀の戦前のものと言われてもそうだと思ってしまう。まあ余談であった。 URL
あと、古い青銅の質感が好きなんで、ローマの工芸室も楽しかったな〜
では出発する。さらばニューヨーク
ニューヨーク最終日は以上です。この後、ホノルルのパールハーバーにある戦艦ミズーリと米軍ミュージアムを見に行きました。
レポートまだ続きます。